COLONNA E SPORT
こちらは、野球とサッカーを中心とした様々なスポーツについての"スポーツ・コラム・カフェ"です。スポーツ好きな方もそうでない方も、ゆっくりとスポーツ談義は如何でしょうか?


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ringhio8
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  • ringhio8←の由来
    私の好きなACミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ選手のアダ名「ringhio(リンギオもしくはリーノ…猛犬の意)」と、彼の背番号8番からです。
    私自身は猛犬とはほど遠いですが…(^^;

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    【日本シリーズ】分析と総括-差はどこから生まれたか-
    ロッテ、4連勝のポイント
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/champ/
    column/200510/at00006437.html

    データと信頼で築いた日本一
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/champ/
    column/200510/at00006439.html



    で、ここからは今さら感のある日本シリーズの分析と総括をしようかと。
    色々なポイント毎にマリーンズとタイガースの違いを振り返ってみることにする。

    断っておくが、セ・パ両リーグを優勝して日本シリーズに来た両チームである。
    総合的な強さ、戦力的なものにはそれほどの差はないとみるのが基本だ。
    単純な強弱論や、そこから派生するリーグ間のレベル云々を語ることは意味が無い。
    それを踏まえた上で、なぜマリーンズが4連勝して日本一となったか、考察してみる。


    ○日本シリーズまでの日程

    これは様々なメディアで取り上げられ、不公平だという意見が多かった。
    確かに、シーズンが終わってから厳しいプレーオフを7戦戦ったマリーンズと、
    シーズンが終わってから2週間以上も公式戦の間隔が空いたタイガースでは、
    いわゆる「実戦間隔」というものに違いが出るのは否めない。

    しかしこれを決定的な理由付けにはできないし、この点を批判するのは違うのではないか。
    まず、日程を決めるのはお互いのリーグであり、セとパで日本シリーズへ向けての
    日程に差が出ることは、今年のシーズン前の時点で明らかだったのだ。

    セはパよりもシーズンの総試合数が10試合も多い(プレーオフも入れるとほぼ同じ)のだから、
    セの日程の組み方にも問題があると言わざるを得ない。
    しかしメディアは、それをセ・リーグ視点で捉え「待たされた」という言い方をする。
    このあたりには、セ・リーグ偏重なメディアの誘導を疑わずにはいられない。

    また、連戦で来ることによる「疲労」の部分が考慮されていないことも疑問を感じる。
    事実、マリーンズは小坂、堀がプレーオフで負傷し、万全な状態では無かったのである。

    この点については、もちろん是正することが望ましい。
    それを日程の調整で済ませるのか、セへもプレーオフを導入するのか、
    どうやら後者になるようだが、セとパがそれぞれ別々にそのあたりを決定していることが、
    そもそもの原因である。日程の問題も含め、セとパで1つになって協議すべきだろう。


    ○勝敗を決したポイントは6回、7回の投手交代

    日本シリーズのような短期決戦において、"試合を作る"先発投手は特に重要だ。
    先発投手が6、7回まである程度抑えてこそ、継投や終盤の様々な作戦が可能になる。
    逆に、先発投手が序盤に崩れると、ほぼその試合の行く末は決まってしまう。
    短期決戦においては、そういった1敗が命取りになるのは自明の理だ。

    最悪でも6、7回までを2、3点程度で抑えるマリーンズの先発投手陣は、
    その実力、層の厚さから現在の球界では№1だろう。
    事実、日本シリーズでも清水、渡辺俊、小林宏が1失点で最低でも7回を投げている。
    では、優れたブルペン投手である「JFK」の陰に隠れている感のある
    タイガースの先発投手陣はどうだったかというと、5失点で降板した第1戦の井川を除けば、
    5、6回まではマリーンズの打線をそれなりに抑えているのである。

    第1戦が10-1、第2戦は10-0、第3戦は10-1と大差となったが、
    5回までを見れば接戦であり、6、7回にマリーンズに大量点が入るという形だった。

    つまり、先発投手に見切りをつけ、中継ぎ、抑え投手に切り替えるポイントが、
    マリーンズよりタイガースの方が早かった。というより、早くせざるを得なかった。
    そこの分岐点で2番手投手が打たれ、大量失点を喫することになったのである。
    第3戦を除けば、そこで打たれた中継ぎ投手はいずれも「JFK」以外の投手だ。


    ○先発投手の"質の差"と、仇となった「JFK」

    次のデータは、日本シリーズで先発(順番は登板した順)した両チームの投手と、
    シーズン中の試合数/総イニング数、そして、それを割った「1試合平均イニング数」だ。
    その投手が1試合でどのくらいのイニングを投げるのか、投げてきたのか、
    このデータによって、その投手が登板した時の試合の展開も読めてくる。

    清水    23試合/164.1回  7.13回
    渡辺俊   23試合/187.0回  8.13回
    小林宏   23試合/160.2回  6.96回
    セラフィニ 27試合/151.1回  5.59回

    井川    27試合/172.1回  6.37回
    安藤    24試合/171.2回  7.13回
    下柳    24試合/132.1回  5.50回
    杉山    23試合/134.2回  5.83回

    これから見てとれることは、マリーンズの投手の方が多い回数を投げていて、
    しかも大差が付いた3戦目までは、いずれもマリーンズの先発投手の方が
    上位の数値(長い回数を投げてきた)が出ていることがわかる。

    もちろん、タイガース先発陣のイニング数が短いのは、後ろに信頼のおける
    「JFK」という3人の中継ぎ・抑え投手を擁しているからであるが、
    日本シリーズではそれが逆に仇となり、先発投手から継投に入る部分で
    打ち込まれてしまった。この「バトンミス」が大きな差となったのではないだろうか。

    「JFK」は優れた"ブルペンユニット"だが、それに頼り過ぎた感がある。
    日本シリーズでは先発投手、そして投手陣の総合的な力と、その柔軟性が必要だった。


    ○チャンスメーカー、ポイントゲッターを絞り込めない怖さ

    次に打撃陣について見て行きたい。

    まず、それぞれの打線の特徴は以前のエントリーにも書いたが、
    マリーンズの片は打線の上位や下位といった区別がしづらく、
    打順やメンバーは固定されることなく、どこからでも点が取れるという打線だった。
    片やタイガースは、出塁率が高く機動力のある赤星がトップバッターとなり、
    長打があり得点力が非常に高い金本、今岡が中軸に座る、オーソドックスな打線だ。

    ところが後者の場合は「中軸を抑えられた」場合に、攻撃面での柔軟性に欠ける。
    プレーオフで松中を完全に抑えられたホークスがそうであったように。
    対してマリーンズの方は、ヒットも長打も警戒すべき"真に怖い打者"はいない。
    しかし1番から9番までヒットでも四球でも出塁し、後続に繋げていく力が
    備わっているだけに、相手投手・捕手からは気を抜ける部分がない。

    そのあたりを示すデータとして、シーズン中に200打席以上打席に立ち、
    出塁率が.350を超えた打者を、両チーム共に抽出した(カッコ内は打率)
    また、その出塁した選手がどれだけ得点になったかを、右に得点数として示した。

    橋本   .398(.257)  36
    サブロー .380(.313)  68
    フランコ .372(.300)  73
    福浦   .363(.300)  54
    里崎   .361(.303)  40
    大塚   .355(.293)  44
    今江   .353(.310)  58

    金本   .429(.327)  120
    赤星   .392(.316)  119
    関本   .361(.297)  37
    桧山   .352(.278)  29
    今岡   .346(.279)  71

    堀、小坂は該当したのだが、ほとんど日本シリーズには出場していないので外した。
    それでもマリーンズは7人が該当し、ヒットでも四球でも出塁する確率の高さを示している。
    中でも第3戦での藤川との対戦で、選球眼の高さとファウルでの粘りを見せた橋本は、
    一見した打率からは想像もできない出塁率を記録している。

    また、どの選手も得点数が偏らずに平均的な数値を記録しているのは、
    どこからでも得点ができることを意味している。「平均的な怖さ」がマリーンズ打線の象徴だ。

    一方のタイガースも5人が該当したが、いわゆる上位打線にそれが集中している。
    金本と赤星の得点が高いのは、今岡、金本の驚異的な打点にも繋がるが、
    逆に言えばこの3人でほとんどの得点を取っていることになる。
    他の選手の出塁率、得点力にはさほど期待出来ない偏りがあったのは否めない。

    そしてシーズン中では素晴らしい数値を記録した金本と赤星が完全に抑えられたのは、
    いわば口と鼻を塞がれたようなものだったのだろう。


    ○データ分析の専門家の存在

    そして最大の差が、あらゆるデータの収集、分析、そしてそれらの活用方法にあったと言える。

    マリーンズは、バレンタイン監督と旧知の仲で統計アナリストのポール・プポ氏を筆頭に、
    優れた分析力をもった"データの専門家"を数人置き、最大限に活用していた。
    報道によると、タイガース、特に金本に対しては、シーズン前から分析を行っていたという。

    プポ氏は単なるスコア上の数字からは読みとれない部分まで、ビデオを繰り返して見て分析、
    相手投手・捕手の配球パターンから、自チームの選手との相性までを徹底的に調べた。
    バレンタイン監督がこれらを体調などと相談した結果、136試合で129通りもの打順となった。
    もちろん、バレンタイン監督がプポ氏に全幅の信頼を置き、それを最大限活用したからだ。

    日本シリーズでは、タイガース投手陣の投球パターン、そして捕手の配球のパターンから、
    金本を始めとした打撃陣のデータまで、あらゆることを丸裸にしたという。
    これは憶測だが、第3戦での藤川登板時のフランコ、橋本の異常なまでの粘りと選球眼は、
    「藤川のフォークはボールになる。振るな」というデータがあったのかもしれない。
    事実、フォークは全てボールになる球だった。

    タイガースも当然、そのあたりのことはやっていたのだろうが、なぜ違いが出たのだろうか。
    そしてここに、マリーンズをマリーンズたらしめた選手構成の違いが浮き彫りになってくる。


    ○データは活用できてこそ意味がある

    オーソドックスな打順の組み方をしたタイガースの場合、それにメスは入れづらい。
    例えば、ある特定の投手に対して金本、今岡が全く打てていないとする。
    しかし、その投手が登板するからと言って、金本、今岡をスタメンから外したり、
    打順を下げたりすることは容易ではない。逆に監督は非難されてしまうだろう。

    ところが、マリーンズはそれを可能にする選手構成があった。

    スター選手が不在で、「どうしても外せない」という選手はいなかった。
    層の厚さもあった。スタメンとそうでない選手に差が無いので、容易に組み替えられた。
    そして何より、そのやり方がチームに浸透し、選手たちが理解していた。
    昨日活躍したのに外されたり、打順が下がれば、当然「なぜだ」となる。
    マリーンズの選手たちも、バレンタイン政権(2期目だが)1年目の昨年は戸惑ったらしい。

    それを2年目の今年、選手たちが理解した。
    選手の戦術理解度を深め、データの収集・活用を現実的に運用できたのは、
    紛れもないバレンタイン監督の人望と手腕。そう「ボビー・マジック」だったと言える。


    ※以上の分析は、真に客観的なものではないとお断りしておきます。
     データの取捨やポイントなど、主観的な部分が絡むのは排除しきれず。

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    【日本シリーズ】マリーンズが4連勝で日本一になって
    千葉ロッテマリーンズ優勝パレード実行委員会
    (公式サイト)http://parade.kamome.tv/
    ロッテ11・20幕張メッセでファン感謝祭
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051030-00000041-sph-spo


    もうご存じの通り、マリーンズが4連勝でタイガースを下し、日本一となった。

    個人的なことを言わせてもらうと、オリオンズが千葉に移転してマリーンズになってから、
    千葉市民としてマリーンズを応援(厳密にはあたらないのかもしれないが)してきた。
    雌伏の期間は長く、オリオンズ時代からの流れとは言え弱小球団、行政や市民は冷たかった。
    その苦しい時期を乗り越えてきたからこそ、この日本一に繋がったのだと思う。

    スターはいなくとも一芸に優れた選手をコツコツと集め、それが今年実った。
    外国人選手は別にすると、主力選手の大半は生え抜きの選手である。
    ファンサービス面では、昨年の再編騒動と福岡への合併・移転話が危機感に火を付け、
    営業や企画に外部から"プロ"を招いたのが功を奏した。


    今後はこの流れを持続し、如何に地域に根付いていくか、となるだろう。
    強い時にファンが集まり、お金が落ちていくのは当たり前で、
    それを成績が芳しくない時も支える下地を作ることが重要となる。

    また、そういう流れが他球団へも波及していくことが望ましい。
    球界のトップや中枢は何も変わらないのだから、せめて個々の球団が変えていくしかない。
    特にセの球団は、黙っていてもジャイアンツ戦で儲かる時代は終わったのである。
    そのあたりの意識改革をしないと、セの方から潰れていく可能性も無きにしもあらず、だ。


    で、マリーンズに話を戻すと、この後は11/10~13に「アジアシリーズ」を戦う。
    アジアシリーズについての詳しいことは後にまた書くが、アジア一のチームを決めよう、
    という趣旨で今年新設された大会である。4ヶ国のチャンピオンがリーグ戦形式で戦う。
    日本一のチームは、NPBのリーグ規模や経営規模から、負けられない闘いになるだろう。

    また、優勝パレードとファン感謝祭が11/20に開催されることが決定した。
    優勝パレードは市の中心部と海浜幕張付近で分けて開催され、その後に幕張メッセで
    ファン感謝祭を続けて開催することになるようだ。


    多忙につき
    すみません、昨日更新する予定が多忙なのと体調不良で延び延びに。

    明日ゆっくりしつつゆっくり書きたいと思いますので、今しばらく…。
    【2005/10/28 12:22】 未分類 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

    更新は明日
    ちょっと更新がおぼつかないので、明日の昼にまとめてやろうかと。

    今夜にはマリーンズの日本一が決まってしまう可能性がありますが…。
    【2005/10/26 11:52】 未分類 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

    【日本シリーズ】第1戦は7回濃霧コールドでマリーンズが10-1で勝利
    濃い霧のため、7回コールドとなった

    濃い霧のため、7回コールドとなった


    ロッテが第1戦大勝 史上初の濃霧コールド
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051022-00000080-kyodo
    _sp-spo.html

    大珍事!濃霧でコールド
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051023-00000009-spnavi
    _ot-spo.html


    流れを変えた2つの好守備
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/champ/column/200510/
    at00006407.html

    初回からさく裂した“ボビーマジック”
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/champ/column/200510/
    at00006408.html



    日本シリーズ第1戦は、今江の活躍などでマリーンズが大差をつけタイガースを圧倒。
    7回裏に濃霧により34分間の中断の後、日本シリーズ史上初の濃霧コールドとなった。


    …実は所用のため試合は全く観ておらず。なので結果だけで。
    ちなみに霧は1時頃まで晴れずで、車で運転していると視界20mほどでした。

    千葉マリンスタジアムからもう少し内陸に入ったあたりであれば、
    複雑な地形のために朝早い時間に濃い霧が立ちこめることはあるものの、
    あの海沿いであれだけ濃い霧が、しかも夜に発生するのは非常に珍しいと言える。


    さて、第2戦の予告先発はマリーンズが渡辺俊、タイガースが安藤。
    本日は秋晴れ。"霧"のいたずらは無いでしょう。


    【日本シリーズ】第1戦の先発はマリーンズ・清水、タイガース・井川
    覇権懸けてロッテVS阪神 日本シリーズ22日開幕
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051021-00000031-kyodo_sp-spo.html
    予告先発実施で合意 日本シリーズ監督会議
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051021-00000034-kyodo_sp-spo.html
    井川の序盤がポイント 第1戦見どころ
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051021-00000045-kyodo_sp-spo.html


    明日22日、セ・リーグとパ・リーグの優勝チームが覇を競う日本シリーズが開幕する。
    これまで55回を数え、日本一となった回数はセの優勝チームが32回、パの優勝チームが23回。
    マリーンズはオリオンズ時代に第1回の1950年、そして1974年に日本一に輝いている。
    タイガースは1985年に唯一の日本一を成し遂げている。

    また、日本シリーズを明日に控え、ルールや規定等の確認のため監督会議が行われた。
    この中で、日本シリーズではこれまで行われてこなかった予告先発を実施することで合意。
    第1戦の先発投手は、マリーンズ・清水、タイガース・井川と発表された。


    どちらも投手陣の層が厚く、特徴を言えば先発投手のマリーンズ、"JFK"のタイガースか。
    "サブマリン"の渡辺俊、交流戦MVPの小林宏を筆頭に10勝投手を6人擁する前者に対し、
    抜群の安定感を誇るウィリアムス、藤川、久保田の3人の救援投手で逃げ切る後者。

    打線の方はどちらも一発に頼らない"つなぎの打線"だが、その編成はやや異なる。
    4番に1番タイプのサブローを置き、一部の選手以外は日替わりでメンバーも打順も変わり、
    相手に抑える的を絞らせない「猫の目打線」のマリーンズに対し、
    タイガースは先頭に足のある赤星、中軸には金本、今岡、桧山といった中距離打者を置き、
    その脇を小技の利く打者が固める、比較的オーソドックスなタイプの打線だ。

    マリーンズの方は交流戦の対タイガース戦での成績の良い、今江、フランコに期待がかかる。
    逆に、対戦成績が悪く、プレーオフでも低調だったサブローには奮起が求められる。
    タイガースの方は金本、今岡は別にして、桧山の対マリーンズ戦の打率が.714という数字だ。
    また濱中も相性が良く、この中軸の前に如何に走者を出せるか、となるだろう。

    また、パ・リーグのプレーオフでライオンズ、ホークスを破って勢いがあるマリーンズに対し、
    タイガースは優勝を決めたのが1ヶ月前。最後に公式戦を闘ったのは2週間前だ。
    この日程の違いから、マリーンズ有利とみる向きもあるが…。


    ちなみに、千葉マリンスタジアムに隣接する幕張メッセでは現在、
    東京モーターショーが開催されており、土日は多数の来場者が訪れることが予想されている。
    千葉マリンへは3万人、モーターショーが11~13万人という来場者の予想があり、
    周辺道路の混雑は必至だ(20分のところが2時間になる、これは本当)

    日本シリーズへは、電車やバスなどの公共交通機関をご利用下さい。


    最後に一つ、日本シリーズの優勝チームは、11月10~13日に東京ドームで行われる、
    アジア4ヶ国のリーグ王者が集う「アジアシリーズ2005」に出場することになる。

    日本からはタイガースかマリーンズ。中国はリーグの選抜チームが参戦。
    韓国からは韓国シリーズを制したサムソンライオンズが参戦することが決まっている。
    ちなみに、サムソンライオンズの監督はドラゴンズでも活躍した宣銅烈(ソン・ドンヨル)氏だ。
    また、マリーンズのイ・スンヨプの前所属チームでもある。
    台湾は、11月初旬に行われる台湾シリーズの勝者が参戦することになる。

    初の試みとなるが、正直、韓国や台湾のリーグは日本のファンには馴染みがない。
    興行的にどれだけのものが生まれるのか、今後の野球の国際化、相互交流、
    そしてアジアへの市場拡大という意味では、注目すべき大会だろう。


    FA選手市場を考える(1) -今年のFA資格公示選手は69人-
    城島ら11人がFA権初取得=豊田らの動向に注目
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051019-00000070-jij-spo.html
    2005年度 フリーエージェント資格選手(NPB公式サイト)
    http://www.npb.or.jp/players/2005fa_qualifier.html


    プロ野球組織(NPB)は19日、フリーエージェント(FA)資格を持つ69人の選手を公示した。
    今季新たに取得したのは11人。FAを行使後、再び取得した選手は4人となった。
    行使する見込みが高い選手の中では、ホークスの城島のMLB移籍なるかが注目される。


    最初におさらいをすると、フリーエージェント(以下FA)とは、
    選手が自由に好きな球団と交渉ができ、契約できる権利のことである。

    NPBでは球団が解雇するか、選手がFAの権利を取得しない限り、自由な移籍は認められない。
    また、ドラフト制度という(選手の新入団を制限する)形で戦力均衡策を取っているのに対し、
    FAは主に選手側の権利で、行使することで自由に好きな球団へ移籍することが可能となる。
    現在NPBでは、FA権取得のためには、1軍登録日数を「9年間分」積み上げる必要がある。

    FA権を取得すると、行使するか否かの選択ができる。
    行使しない場合、その権利は翌年以降に持ち越されていく。
    また、行使して移籍(もしくは残留)した場合、再び1軍登録日数を「4年間分」積み重ねると、
    FA権を再取得できる。それ以降は、前述に挙げた事例の繰り返しとなる。

    そして今回、新たにFA権を取得したのは、城島(ホークス)、井上(マリーンズ)、
    豊田、石井貴、高木浩(いずれもライオンズ)、谷(バファローズ)、岩本(ファイターズ)、
    金田(イーグルス)、野口、井上(いずれもドラゴンズ)、山部(スワローズ)の計11人だ。


    この中でFA権を行使するとみられているのが、まずホークスの城島だ。
    城島は既に「ホークスに残留するか、MLBへ移籍するか」の2択で行使する、としている。
    ホークスは3年で30億とも言われる大型契約を用意しているとも言われているが、
    MLBへの思いも強いようだ。実現すれば、日本人としては初のメジャー捕手となる。
    ただ、現在骨折をしており、これが微妙に情勢に影響する可能性もある。

    次に、ライオンズの豊田。クローザー(抑え投手)として、通算116セーブの実績がある。
    ここ2年間は怪我もありやや低調(去年が11セーブ、今年が19セーブ)だが、
    2002、2003年には共に38セーブを挙げ、パ・リーグの最優秀救援投手に輝いている。
    残留も視野に入れつつ、獲得に積極的なジャイアンツへの移籍の可能性が高いようだ。
    MLBへの移籍も伝えられるが、リスクを考えるとジャイアンツへの移籍を選択するのでは。

    そして、バファローズの谷。走攻守揃った万能型の外野手として、パを代表する選手だ。
    こちらも今季は不調だが、2001-2004に4年連続で打率3割を達成している好打者である。
    残留と、MLB移籍かの2択と伝えられているが、積極的に動いている球団は聞かない。
    また、MLBへ移籍するとしても、メジャー契約で獲得する球団は無いと思われる。
    しかし、特に今季の無気力なプレーぶりを見ると、移籍する方が良いのかもしれない。

    最後に、ドラゴンズの野口。ドラゴンズのエースとして、1999年にはリーグMVPに輝いた。
    しかしここ4、5年は不調が続き、昨年オフにはトレードも噂されていた。
    FAを行使する場合、ドラゴンズとしては引き留めない方針で、移籍が前提となるようだ。
    実績ある先発投手が欲しいジャイアンツ、先発投手の駒自体が足りないイーグルスの
    2球団が、主に獲得に動いていると言われている。


    城島を除けばいずれも、"実績はあるがリスクもある選手"であり、難しいところだ。
    今回は4人だが、個人的にはもっとこうした「FA市場」に多くの選手が出て欲しいと思う。
    なぜなら、そうすることで経営面と戦力面のやり繰り、選手の市場価値と競争、
    そうしたものが活性化し、流動化するからだ。

    例えば主力捕手がFAになり、様々な理由から残留(契約)も難しい球団があったとする。
    そうした場合、その戦力(主力捕手)の穴埋めには2つの手段がある。
    主力捕手の控えだった捕手を登用するか、FAで新たに捕手を獲得するか、である。
    前者は戦力的にはダウンとなるし、リスクも高い。ならば後者で、となるが、
    現在のNPBではそうした「選手市場」に出てくる選手自体が少ないのである。


    これは現状のFA制度が球団、選手双方に行使しづらいことに由来する。
    FAを行使した選手は前年の年俸が(最低でも)保証されるが、これが逆に移籍を妨げる。
    金銭より出場機会を、という選手がいても、FAでは獲りにくいのである。

    また、FA選手が移籍した場合、その選手を獲得した球団は、その選手の所属元球団へ、
    「補償」をする必要がある。1つは金銭補償で、その選手の前年の年俸の1.2倍の金額。
    もう1つは人的補償で、その選手の前年の0.8倍の金額と、28人のプロテクト以外の選手を1人。
    いずれも、FA選手を獲得する球団にとっては大きな出費となる。

    毎年50人を超える選手がFA権を行使する権利を持っているが、
    実際に行使されるのは数人、ということがそれを如実に表している。
    またファンにとっては、FA獲得=強奪というイメージが付きまとい、
    FAを行使して移籍する選手は「金の亡者」「裏切り者」のように思われてしまう。
    これでは、選手はFA権を行使するのは容易ではないだろう。


    (2)に続く

    【2005/10/20 21:45】 NPB-プロ野球 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0) |

    四国アイランドリーグが"初年度"の全日程を終了
    野球:四国アイランドリーグ 野球界に意義深い一石--1年目シーズン終了
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051019-00000298-mailo-l37
    初年度は赤字の公算=石毛氏「5、6人はプロで通用」
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051019-00000102-jij-spo
    四国リーグ 来季は前後期制
    http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20051019039.html


    16日、全日程を終了した四国アイランドリーグ(以下四国IL)は、高知の優勝で幕を閉じた。

    「プロ」ではあるが、NPBやMLBを目指す若者を育てる「育成型の独立リーグ」として、
    NPB球団の無い四国に4球団を置き、地域に根ざした球団経営とリーグ運営を試みた。
    その初年度は赤字の公算で、入場者数は目標を超えたものの、無料や格安の優待券での
    利用が多かったこともあり、入場料収入の部分では改善の余地がありそうだ。

    地域に根ざした球団作りという点では、選手は試合後に積極的にファンと触れ合い、
    また地元のお祭りやイベントなどに参加し、一定の知名度・認知度は得られたのではないか。
    来季以降は物珍しさが無くなる反面、固定客や新規のお客さんは増えるだろう。


    もちろん、四国ILは「そこで終わり」のリーグではなく、
    NPBやMLBを目指す選手が「上を目指す」ためのリーグである。
    しかし、残念ながらプロのレベルに達しなかった選手や、年齢制限に引っ掛かった選手も、
    指導者や営業面などで再び四国ILに携わるようになれば良いと思う。

    ともあれ、来月18日のNPBの大学・社会人ドラフトで何人の選手が指名されるか、
    そして指名された選手が来季以降、NPBでどれだけ活躍できるか、
    四国ILにとっても選手にとっても、そこからが勝負となる。

    ちなみに来季は、全180試合(30回戦・90試合制)は変わらないものの、
    前期と後期それぞれ45試合に分け、それぞれの優勝球団の決定戦を最後に行う2期制となる。


    ■関連
    四国アイランドリーグ、高知ファイティングドッグスが優勝
    http://ringhio8.blog17.fc2.com/blog-entry-62.html

    【2005/10/19 20:48】 野球全般 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0) |

    スワローズ"古田選手兼任監督"誕生、野村氏以来29年ぶり
    ファンと一体!古田スワローズ!29年ぶり選手兼任監督誕生
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051019-00000017-sanspo-spo
    ヤクルト古田兼任監督、3・3億円2年
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051019-00000040-nks-spo


    昨日、水面下で交渉を続けてきたスワローズと古田捕手(選手会会長)が、
    来季からは選手兼任監督となることで合意したことが決定した。
    選手兼任監督は1977年の野村克也氏(当時・南海ホークス)以来となる。

    当初、古田監督はファンサービスなどの充実を巡って球団側と折衝に入っていたが、
    球団側が営業面での改革について譲歩したため、契約が合意した。


    神宮球場は都心にあるが故に、営業面の努力が疎かになっていると指摘されていて、
    また、ヤクルトスワローズ自体も、主体的な存在意義を問われかねない球団となっている。
    球団自体は弱くはなく、90年代には野村氏の指揮の下4度のリーグ優勝を飾っているが、
    強さ・人気共に一過性で終わってしまった感がある。

    近年ではドラゴンズやタイガースらの"在京ファン"のための球団、とも揶揄され、
    球団の営業担当も暗にそれを認めるなど、球場内外のファンサービスの充実と、
    主体的な顧客(ファン)の確保が急務とされている。

    古田監督はこれらを指摘し、球団に営業に外部からの人材招聘など大改革を提案。
    当初は新たな投資に繋がることを懸念した球団が難色を示したものの、最終的には妥結した。
    しかし、明治神宮からの"借り物"である神宮球場では大規模なテコ入れは難しく、
    また大学リーグ戦などの絡みもあり、球場自体の改修などは難航しそうだ。
    個人的には、神宮でやることを前提としつつも、移転も視野に入れるべきと思うが…。

    実質的にGM的な役割も担う「古田選手兼任監督」にかかる重圧と責任は大きいが、
    それが出来る有能な人材でもある。"古田スワローズ"の改革に期待したい。


    ちなみに、古田監督の契約等は選手としての契約が17%ダウン提示の2億5000万円、
    監督としての契約が8000万円で、合計3億3000万円は監督としては球界最高となる。
    また、選手会会長は辞任するものの、引き続き選手会に残る見込みで、
    監督としては初めて選手会に籍を置くことになる。

    【2005/10/19 12:49】 NPB-プロ野球 | TRACKBACK(4) | COMMENT(0) |

    【プレーオフ】第5戦はマリーンズが逆転勝ちし、31年ぶり5度目のパ・リーグ優勝!!
    胴上げされるバレンタイン監督

    優勝決定直後のマリーンズの選手たち

    31年ぶり5度目の優勝を決めた千葉ロッテマリーンズ


    ロッテ、31年ぶりのリーグ制覇!
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/column/200510/at00006368.html
    冴えたボビーマジック(ロッテ 優勝の軌跡)
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/team/marines/column
    /200510/at00006346.html



    共に2勝で迎え、勝った方がパ・リーグ優勝となる最終戦。
    ホークスが序盤に2点を先制するも、マリーンズが6回に福浦のタイムリー。
    そして8回には1死1、2塁から里崎の2点タイムリー2塁打で逆転。
    最後は小林雅が走者を出しながらも、川崎をレフトフライに打ち取り勝利。
    マリーンズが、31年ぶり5度目のパ・リーグ優勝を飾った。


    凄い試合だった。一球一球への緊張感。場面毎に両チームへ傾く"試合の流れ"。
    ホークスとマリーンズによる熾烈な首位争いが繰り広げられた今シーズンのパ・リーグを、
    そのまま凝縮したプレーオフ第2ステージの5戦。そして最終戦だった。

    最終戦だけで言えば、ポイントは8回表のマリーンズの攻撃。
    先頭の初芝は3遊間へのゴロとなったが、これを3塁・バティスタと遊撃・川崎が交錯。
    バティスタは捕球後すぐさま1塁へ投げたが、内野安打となった。
    体勢的には、川崎の方がバティスタを見られる位置取りにいたのだから、
    判断して先に声を掛けるべきだった。それが出来なかったのは、やはりプレッシャーなのか。

    これが次の福浦の連打を呼ぶが、サブローは強攻策に出て失敗する。
    ホークスへの流れに再び傾きかけるのを、里崎が一振りで帳消しにしてしまった。


    第2ステージを全体的に見れば、鍵はやはり城島の不在だろう。
    しかしそれは懸念された守備面・リード面というよりは、打撃面での不在が大きかった。
    松中、ズレータ、バティスタと中軸がいずれも不振に陥り、自慢の得点力は激減した。
    勝負強い城島がいたならば、また少し違う結果になっただろう。

    いずれにしても、的場は責められるものではない。
    これを乗り越えて、来季以降の糧と出来るのならば、また1つ成長してくれるはずだ。


    プレーオフでは、どちらも優勝に値する素晴らしいチームで、素晴らしい試合をした。

    プレーオフ制度についての是非は色々とあるが、長期の"持久戦"となるペナントレース、
    そして短期の"勝負強さ"となるプレーオフ。この両方を楽しむのが野球の醍醐味だ。
    プレーオフに負けたからといって、ペナントレースの成績を卑下するものではない。
    また、プレーオフに勝ったからといって、来季以降のペナントレースで優位になるわけではない。

    ペナントレースを闘い、さらにプレーオフを闘う、このリスクとスリルと醍醐味に、
    日本の野球ファンもそろそろ慣れるべきなのかもしれない。


    「フクダ電子アリーナ」こけら落とし -多くの人々の思いを乗せて-
    フクアリ模型図

    「フクアリ」の模型イメージ図



    千葉「フクアリ」ドロー発進 J1第27節
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000030-sph-spo
    フクアリ開店!(「犬の生活」西部謙司氏のコラム)
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/column/200510/at00006364.html

    フクダ電子アリーナインフォーメーション
    http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/map/fukuari.html
    フクダ電子アリーナ公式サイト
    http://www.sogastadium.com/

    故・奥山氏の妻絵美さん、蘇我球技場にモニター4台寄贈
    http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20050928/lcl_____cba_____002.shtml
    サポティスタに寄稿された、故・奥山氏のコラム
    http://park12.wakwak.com/%7Esupportista/data/hoka/1033106450.html


    昨日、ジェフ・千葉の新本拠地「フクダ電子アリーナ」のこけら落としとなる、
    J1第27節・横浜Fマリノス戦が行われ、試合は2-2のドローに終わった。
    18500人収容のスタジアムは、超満員の17087人の観客を集め、
    ほぼ黄色に染まったスタンドはジェフ千葉への声援を送った。


    フクダ電子アリーナ(以下フクアリ)は、市原臨海球技場に代わる、
    ジェフ千葉のホームスタジアムとして今年落成。災害時には防災拠点となる役割もある。
    サッカー専用スタジアムで、ピッチとスタンドが非常に近く、試合が見易い設計となっている。
    また、観客席をほぼ完全に覆う屋根により、雨天時も雨を気にせずに観戦できる。

    このフクアリの設計においては、熱心なサポーターや関係者が千葉市に働きかけ、
    一度決まった(あまり良くない)設計案を覆し、観客が見易く、サポーターの要望を
    詰め込んだ設計案を通すことに成功した、公共事業では異例とも言える経緯があった。


    また、それに尽力した「千葉市球技場イレブン懇談会」の委員で、
    積極的に"フクアリ"の設計改善への助言を行った一人であった奥山泰弘氏だが、
    フクアリの完成を待たずに、昨年4月、56歳で帰らぬ人となった。

    9月に故・奥山氏の妻絵美さんがフクアリに4台のモニターを寄贈し、そのモニターは
    奥山氏のネームプレートが添えられ、フクアリ内のコンコースに設置されている。
    フクアリ完成にご尽力された奥山氏に、改めて心からお礼申し上げ、ご冥福をお祈りしたい。

    多くの人々の思いを乗せて完成したフクアリは、遂にこけら落としとなった。
    残念ながら初戦は勝利では飾れなかったが、多くのお客さんがサッカー専用スタジアムの
    フクアリでサッカー観戦を楽しみ、そしてジェフを応援してほしいと思う。


    チームは決して弱くはなく(現在リーグ戦7位、ナビスコ杯は決勝進出)、
    また名将・オシム監督が指揮するチームも、内容の非常に良いサッカーをしている。
    しかしJ1では最下位を争う観客動員(1試合平均約7000人)と苦杯を舐めてきた。

    フクアリの誕生で、観客動員の改善が見込め、また新たなサポーター確保に繋がるだろう。


    ■関連
    ジェフ千葉の新スタジアムの名称が「フクダ電子アリーナ」に
    http://ringhio8.blog17.fc2.com/blog-entry-35.html


    【プレーオフ】第2ステージ第4戦は接戦をホークスが制し、最終戦へ
    逆転の2ランを放ったズレータ

    逆転2ランを放ったズレータ


    パ優勝決定戦 ソフトバンクがロッテに連勝、最終戦へ
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000010-maip-spo

    パ・リーグプレーオフ概要
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/playoff/index.html


    マリーンズの2勝1敗として行われた、昨日の第2ステージ第4戦。
    マリーンズがベニーのタイムリーで先制したが、すぐさまズレータが同点ソロHR。
    里崎のソロHRで勝ち越すも、4回裏にズレータが2打席連続となる2ランを叩き込み、
    ホークスがマリーンズを3-2で下した。今日の最終戦、勝ったチームが優勝となる。


    第4戦はがっぷり4つの展開で始まったが、マリーンズは攻撃に細かいミスが出た。

    初回は西岡の四球と盗塁、はいいのだが、2番・大塚が結局走者を送れていない。
    福浦にもヒットが出るが、結局はベニーのタイムリーの1点止まりだった。
    3回にも西岡が出塁、四球と盗塁で2塁まで行くが、大塚は送れずに三振している。
    さらに、5回表、無死1、2塁で大塚は犠打を試みるが、ホークスの吉武の素晴らしい
    フィールディングにより、3塁で2塁走者・堀がアウトにされている。

    大塚を責めるわけではないが、元々は小技はできる選手。
    見えないプレッシャーが微妙にプレーに影響し、それがミスを生んだのかもしれない。

    また、投球面での痛いミスは、4回、先頭打者となった松中への四球だ。
    ここまで松中はプレーオフ3戦で無安打。1点リードしていたし、最悪でも同点の場面。
    必要以上に警戒することは無かった。「松中」という名前が生んだ四球なのかもしれない。

    終盤は完全に立ち直ったマリーンズ・小林宏(5回以降はパーフェクト)と、
    ホークスの4人の中継ぎ・抑え陣の投手戦となり、結局はホークス投手陣が踏ん張った。
    流れは崖っぷちから五分にしたホークスにあるが、マリーンズも完全に悪いばかりではない。
    松中はまだ眠っているし、マリーンズの投手陣は崩されてはいない。


    どちらに転ぶか。もちろん、試合の中でも勝負は二転三転し、流れは変わるだろう。
    どちらが勝っても今シーズンのパ・リーグ優勝。そして、それに値すると言える。
    ただ座して待つのみ、とはいかないので、千葉マリンからささやかながら声援を送りたい。


    プレーオフは12球団単位で考えるべきだ
    落合監督がプレーオフ制を痛烈批判…セ導入の動きに大反対
    http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20051016&a=20051016-00000023-sanspo-spo


    パで現在行われているプレーオフに関して、セ・リーグも再来年から導入する動きが出ている。
    これに対して、ドラゴンズの落合監督は上記のような批判的な発言をしているようだ。


    落合氏の言うことには当然の理がある。
    2位(もしくは3位)がプレーオフで1位を倒し、日本シリーズに出場する。
    今まで1位がリーグ優勝として、相手リーグ優勝チームとの日本シリーズに無条件に挑む、
    そういうシステムでやってきた野球人からすれば、違和感は拭えないのだろう。
    また、現行のパ・リーグのプレーオフは3位でも、勝率5割を切っても参加できる。

    しかし落合氏に異を唱えたいのは、プレーオフ制そのものの是非に関する見解だ。

    日本シリーズを拡大した形での、終盤の"短期決戦"は興行的な見地からすれば魅力的だ。
    短期決戦だからこそ、1試合の勝敗や1つ1つのプレーが凝縮される。
    今までの形では、興行的に無駄な部分(消化試合)が多くなるということもある。
    経営的なことを考えず、スポーツとしてのフェアな部分だけでは、プロスポーツは成り立たないのだ。

    また、現行のパ・リーグのプレーオフを「盛り上がってるの?」と聞く。これには嗤ってしまう。
    確かに地上波での全国中継は行われていない。これは、テレビ局側が採算面を勘案し、
    それが出来ないと判断したから中継が行われないだけの話だ。

    しかし、地上波で全国中継していなければ盛り上がっていないと判断するのか?


    31年ぶりの優勝を目指すマリーンズの地元、千葉では大変な盛り上がりぶりだ。
    プレーオフ第1ステージでは千葉マリンには超満員のファンが詰めかけ、
    さらにスタジアムに入りきれないファンがスタジアム前のスクリーンで観戦した。
    第2ステージでも福岡ヤフードームは上々の入りで、千葉マリンのパブリックビューイングは
    5000人、7000人、そして2万人と(無料とは言え)その数を増やしている。

    地上波で中継が無いからよくわからない、よく知らない。
    地上波での中継に慣れてしまっている野球人・野球ファンが多いのだろうが、
    現職の監督からこのような発言が出ることには呆れてしまう。
    (それとも落合氏はCS放送のスカパー!を導入していないのだろうか?)


    ともあれ、プレーオフ制は現行のままでは毎年のように反対論が出るだろう。
    以前も記述したが、パ・リーグのプレーオフは6球団で順位を決めた後に、
    さらに上位3球団で短期決戦によって"やり直す"ところに違和感が生じるのだ。

    プレーオフは"勝ち取る"と思わせることが大事で、MLBでは各リーグに地区が3つあり、
    合計6つの地区から「地区優勝チーム」が勝ち上がってくる。
    それにワイルドカードという救済的な措置を含め、8球団でプレーオフを行うわけだ。

    しかしこれをセ・パそれぞれのリーグ内だけで模倣すると、1つの地区の中に3球団だけと
    なってしまい、ペナントレースの順位争いがわかりづらくなるし、面白みも薄れる。
    ならば、いっそセ・パそのものの枠組みを変えてしまう(1リーグ3地区制)か、
    プレーオフ進出へのプロセスにおいての工夫が必要だろう。

    6球団という少ない単位の中だけでやろうとするから、歪な形になるのだ。
    セ・パ12球団の中から4球団を選ぶ(その方式は多々あるが)という考え方が、
    現状では理想的なプレーオフの形ではないかと思う。


    個人的には現実的な案(12球団による1リーグ制は正直な話、非現実)として、
    4球団によるプレーオフを前提とし、各リーグ1位をリーグ優勝としてプレーオフ進出。
    残りの2球団をワイルドカードとし、"セ・パ関係なく勝率上位の2球団がプレーオフ進出"する。

    これにはセ・パで試合数を合わせる(ペナント100試合、交流戦36試合の計136試合)ことと、
    他のリーグとの試合も順位争いにおいて重要になることから、交流戦を春秋に分け、
    秋の交流戦をワイルドカード争いの目玉にしたいという思惑がある。

    そしてプレーオフは、プレーオフ進出球団がセ・パそれぞれ2球団となったならば、
    セ1位vsパ2位、パ1位vsセ2位で5試合制(先3勝制)とし、
    1位球団にはホーム主催権と1勝分のアドバンテージを与える。

    仮にプレーオフ進出球団がセ1位、パが1~3位球団となった場合、
    セ1位vsパ2位、パ1位vsパ3位(逆の場合も然り)で5試合制(先3勝制)とし、
    主催権やアドバンテージ等は上記と同じ。
    もちろん、その第1ステージを勝ち上がった球団が日本シリーズを闘うわけだ。

    アドバンテージについては個人的には無い方がいいと思うのだが、
    あくまで現実的な案ということで、妥協しやすい上記の案を提案してみる。


    ■関連
    プレーオフ制度について -「セもプレーオフ」導入は是か非か-
    http://ringhio8.blog17.fc2.com/blog-entry-45.html

    【2005/10/16 11:58】 NPB-プロ野球 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

    【プレーオフ】第2ステージ第3戦は、劇的な逆転サヨナラでホークスが一矢報いる
    サヨナラ打を放った川崎

    10回裏にサヨナラ打を放ったホークス・川崎


    <パ優勝決定戦>ソフトバンクがロッテに逆転サヨナラ勝ち
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051015-00000089-mai-spo
    あと1人で…小林雅まさかの大乱調
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000002-spn-spo

    パ・リーグプレーオフ概要
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/playoff/index.html


    マリーンズがリーグ優勝へ王手をかけて行われた、昨日の第2ステージ第3戦。
    マリーンズが4-0とリードし9回裏に入ったが、ホークスが猛烈な粘りを見せ同点に、
    さらに10回裏には1点を奪い劇的な逆転サヨナラ勝ちとし、あと一歩で踏みとどまった。


    初戦、第2戦と同じくホークス新垣、マリーンズ渡辺俊による投手戦で始まった。
    しかし3回表にマリーンズが4本のヒットを集中させて2点を奪い先制。
    片やホークスはチャンスを得点に結びつけることができない。
    さらに8回表に西岡のヒット→盗塁、堀四球から福浦の2点タイムリーで2点を追加。
    4-0とし、8回裏を藪田が抑え、9回へ突入。試合はほぼマリーンズの勝利で決まりと思われた。

    しかし、9回裏にマウンドに立った小林雅が大乱調。
    5本のヒット、そして自らの悪送球、敬遠四球はまだしも、その後に押しだしの四球。
    これで4-4と同点にされ、試合の行方は全くわからなくなった。
    そして10回裏、ホークスはヒットと犠打、ヒットで1死1、3塁とすると、
    川崎がサヨナラのタイムリーをライト前へ運び、劇的な逆転サヨナラ勝ちで幕を閉じた。


    最初に私自身の話をすると、
    千葉マリンスタジアムで行われていたPV(パブリックビューイング)に行っていた。
    2万人前後の人で、内野席は1階も2階もほぼ超満員(外野は未開放)だった。

    で、9回裏を迎えた時には「これで決まり」という雰囲気が場内に充満していたが…。
    いやはや、これだから野球というのはわからないもの。
    31年ぶりの優勝を、そう簡単にはさせてくれない野球の神様とホークスが恨めしいが、
    それでこそ「優勝」という価値のものだと思うわけで、これは乗り越えなければ。


    さて、4戦目に持ち越されたプレーオフ。今日はどんな試合になるか…。



    「異色の4番打者」サブロー
    異色の4番打者・サブロー

    「異色の4番打者」サブローは、今季マリーンズの象徴的存在だ


    サブローの今季の詳細な成績
    http://baseball.yahoo.co.jp/npb/player?t=db&id=11385
    サブローの成績・プロフィール(マリーンズ公式サイト)
    http://www.so-net.ne.jp/marines/team/3.html


    球界には、「4番」というと長距離打者で、走者を返すのが役割という固定観念がある。
    事実、伝統ある球団の4番打者には一種独特の"格"が求められ、
    他の球団でも、4番打者をまず固定することが打線を形作る上で重要になる。

    球界で象徴的な4番打者というと、古くはV9時代のジャイアンツを支えた長嶋茂雄、
    「4番」に独特のこだわりを持ち続けた落合博満(現ドラゴンズ監督)、
    そしてライオンズ黄金時代に、ルーキーから4番を努めた清原和博。
    いずれも、HRを打てば30本以上。どっしりと構え、走者を返すポイントゲッターだった。

    だが、8月以降マリーンズの4番に座るサブロー(本名は大村三郎。奥さんは中嶋美智代)は、
    これまで、足と肩を活かした外野守備が評価されてきた典型的な「守備要員」だ。
    今季は11年目になるが、レギュラーとしてフル出場したのは2002年のみ。HRは9本だった。


    元々、素質と実力は高く評価されていた。野球の名門校であるPL学園では1年からベンチ入り。
    3年時の春のセンバツでは1番センターで出場し、PL学園のベスト4進出に貢献している。
    そして、1994年にドラフト1位でマリーンズに入団。ちなみに2位は"ジョニー"黒木。
    同期では、城島(ホークス)や河原(ジャイアンツ→現ライオンズ)などがいる。

    入団時にマリーンズには既に同姓の大村巌(現解説者)がいたのと、
    この年はイチローが大活躍した年ということもあり、登録名が「サブロー」となった。
    しかし当初は打撃に苦しみ、1軍に定着したのはようやく6年目のことだった。
    その後も評価は「打撃は平凡、走塁・守備は良い」という程度の選手だった。

    今季、シーズン当初にはトレード要員に名前が挙がるほどでもあった。
    高卒のプロ11年目、守備要員という意味では、それは珍しくないことである。
    しかし、今季は序盤は控えだったものの、交流戦以降からレギュラーを奪取。
    当初は7、8番や1番を打っていたが、主砲のベニーが離脱すると、
    バレンタイン監督は思い切った打順を組む。そう、「4番・サブロー」である。


    サブローを4番に据えた思惑を読んでみると、もちろんベニーの離脱がある。
    フランコや李といった長距離打者が、確実性・信頼性という点で劣ることもある。
    そして何より、「4番打者を軸にする」という発想自体を取り除いてしまったことだ。

    マリーンズには信頼のおける長距離打者がおらず、ほとんどが中距離打者だ。
    ならば繋いでいく野球を徹底し、そして機動力を重視する方がいい。
    そうすれば1番から9番まで、一発の怖さは無いが切れ目の無い打線が誕生する。

    バレンタインがそう考えたかどうかはわからないが、事実そういう打線になっている。
    そして、打順を固定しない。大まかな傾向はあるものの、相手投手や選手の状態、
    それらを総合的に判断して打順を組む。136試合で、打順は何と120通りにもなった。

    その中での4番打者の役割とは、基本的には「4番目の打者」ということになる。
    1~3番打者が出塁した時はそれを返すポイントゲッターの役割を果たす。
    走者がいない時には、ヒット、四球と手段を問わずに何としても塁に出て、
    5番以降の打者に繋ぐチャンスメーカー、つまり1番打者の役割をする。
    その役割に適任だったのが、サブローだったということだろう。


    4番に座って以降のサブローは打率3割8分を超え、出塁率は4割を優に超える。
    トータルでは、107試合、351打数110安打、14本塁打、50打点、打率は.313だ。
    そして出塁率.380はチーム3位(100打席以上の選手のみ)、長打率は.521で、
    ベニー、フランコを抑えてチーム3位である。

    近年特にMLBでは、打者の総合的な打撃の実力を示す指標として、
    OPS(出塁率+長打率)というものが重要視されているが、サブローは.900を超えている。
    ホークスの城島が.938、ファイターズの小笠原が.920だが、それに続く数値だ。
    さらに、セ・リーグを代表する強打者であるジャイアンツの小久保が.884、阿部が.863、
    タイガースの今岡が.834、スワローズのラミレスが.796という数値である。
    以てサブローの真の(?)打撃能力が見えて取れる。

    もちろん今季が特別で、来季以降はどうなるかわからないと言えばそれまでだが、
    元来素質が評価されていた選手がここへ来て開眼したと素直に思いたい。
    それは、プレーオフでも14打数6安打と引き続き好調を持続していることに表れている。
    来季以降もこれを持続できれば、トリプル3(3割、30本、30盗塁)も見えてくるのではないか。


    かつてパ・リーグの外野手と言えば、ブレーブスの蓑田浩二(現解説者)、
    ライオンズの秋山幸二(現ホークス2軍監督)、ホークスの佐々木誠(現解説者)、
    そしてイチロー(現シアトル・マリナーズ)と、いつの時代にも走攻守揃った看板選手がいた。
    しかし現在は、打撃(ほとんど外国人選手)か走塁・守備、という選手が多い。

    サブローに突然それを求めるのは酷かもしれないが、それができる選手だと思う。
    その時には、「異色の4番打者」から「走攻守揃った真のスター」になっていることだろう。


    【プレーオフ】第2ステージ第2戦はマリーンズが逆転勝ち、優勝へ王手
    6回表に2点タイムリーを放ったフランコ

    6回表に逆転の2点タイムリーを放ったフランコ


    パ優勝決定戦 ロッテ、ソフトバンクに逆転勝ち王手
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051014-00000010-maip-spo

    パ・リーグプレーオフ概要
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/playoff/index.html


    昨日行われたホークスvsマリーンズのプレーオフ第2ステージ第2戦、
    第1ステージ、そして初戦の勢いを維持したマリーンズが3-2で勝利。
    1974年(当時はロッテ・オリオンズ)以来の31年ぶりの優勝に王手をかけた。


    ホークス斎藤、マリーンズ清水の両"エース"の投げ合いで始まった試合は、
    5回裏にホークスがカブレラのソロHRで先制するという、初戦と似たような展開に。

    しかしすぐさまマリーンズは6回表に長打と四球2つで1死満塁とチャンスを広げ、
    ここでフランコがレフトへ2点タイムリーを放ち逆転。続くベニーの3ゴロの間にもう1点を追加。
    ホークスは川崎のソロHRで1点を返すも、連打が出ずに散発の4安打。
    8回以降の終盤はマリーンズの藪田-小林雅という継投に抑え込まれた。


    鍵となったのは、6回表マリーンズの攻撃、1死1、2塁での4番・サブローの打席。
    斎藤は2ストライクまで追い込むものの、そこからボールを選ばれ、ファウルで粘られ、
    フルカウントに。最後は低めのフォークに手を出さず、自信を持って四球を選ばれた。

    初回から飛ばし、この時点で100球前後の球数を投げていた斎藤には、
    この四球はボディブローのようなダメージがあったのではないだろうか。
    次のフランコの2塁打は、この四球が引き出したと言っても過言ではないだろう。

    サブローは球界の常識においては「非常識な4番打者」という見方がされるが、
    チームの打線の核になり、鍵となる場面で重要な役割をするという意味では、
    今季のマリーンズの躍進に大いに貢献している。


    それに比べ、ホークスの4番・松中はこれで2試合連続の4打数ノーヒット。
    通算でのプレーオフでの打率(27打数2安打)は何と1割を切ってしまった。
    5番・ズレータと共に、シーズンでは40HRを放ち2冠王となった強打者だが、
    こういった重要な試合で打てないのでは意味がない。

    "勝負弱い"というレッテルを覆すためにも、そして後が無くなったホークスを立て直し、
    リーグ優勝を成し遂げるためにも、松中とズレータの復調は必須だ。


    【東欧遠征】ウクライナ戦は終了間際にPKで失点し0-1で敗戦
    日本 ウクライナに敗退
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20051013-00000018-spnavi_ot-spo.html
    勝敗に一喜一憂することなく(by宇都宮徹壱のリガ・キエフ日記)
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/column/200510/at00006332.html


    実は、この試合も体調不良と睡魔が相まって開始10分ほどしか見てません…。
    なのでこちらも結果とソースだけ載せておきます。


    今回の東欧遠征は、招集する時点でJリーグとの調整(オールスターとのバッティング)が
    なってなかったり、さらに明確なテーマを持てないまま2試合を消化してしまった感があり、
    色んな面でうまく行かずに消化不良の遠征だったという印象。

    シェフチェンコの不出場については負傷の真偽はともかく、
    夏の欧州クラブの日本ツアーでは無いわけで、出場する義理等は無いということ。
    ウクライナは既にW杯出場を決めていて、日本戦は当落線上の選手の振り落としに
    主眼が置かれていたということ。そういう認識からすれば、納得できるかと。


    次は11月16日に国立競技場でのコートジボワール戦ですが、
    是非とも(日本代表が)フルメンバーで挑めるように招集してほしいところ。
    コートジボワールは聞き慣れない国だが、アフリカの中では強豪の部類で、
    チェルシーのドログバを初め、欧州のトップクラブで活躍する選手も多い。

    もちろん、同じくW杯出場を決めているだけに、日本戦を"テスト"にする可能性もあるが…。

    【2005/10/13 22:19】 サッカー日本代表 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

    【プレーオフ】第2ステージ初戦はマリーンズが勢いそのままに先勝
    「ブレーキ」となってしまったホークス主砲・松中

    "眠れる3冠王"松中の奮起は如何に?


    ロッテ ソフトバンクに勝ち越し先勝 パ優勝決定第1戦
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051013-00000008-maip-spo

    パ・リーグプレーオフ概要
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/playoff/index.html


    パ・リーグのプレーオフは千葉マリンスタジアムから福岡ヤフードームへ。
    昨日、ホークスvsマリーンズによる第2ステージ第1戦が行われ、
    ソツ無く加点したマリーンズが第1ステージの勢いそのままに4-2で先勝した。

    先制はホークス、2回裏にカブレラがマリーンズ先発セラフィニから左翼席へソロHR、
    しかしマリーンズは4回表に4番サブローのタイムリーで同点に追いつくと7回表には、
    第1ステージでは風邪のため先発を外れた里崎が勝ち越しのソロHRを放つ。
    7回裏に同点に追いつかれるも、8回表には福浦のバスター2塁打でチャンスを広げ、
    1死2、3塁からベニーがレフトフェンス直撃の2点タイムリーを放ち勝ち越し。
    ホークスの追撃を、藤田-藪田-小林雅と繋いで振り切った。


    マリーンズはプレーオフ第1ステージから、先発投手の投げ合いの中を打線が粘り強く
    相手投手を崩し、中盤以降に集中打を浴びせる良い流れが続いている。
    何より、6回、7回を1失点程度で抑えられる先発投手が何人も揃っていて、
    尚かつブルペンの投手陣の層が厚いことが、この短期決戦では大きな力となっている。
    今日はエース・清水直の予定だが、同じように投げられれば一気に王手の可能性もある。

    片やホークスは約2週間ぶりの実戦で、試合勘を取り戻す前に終わった感がある。
    先発の杉内は及第点とは言えるが、打線に迫力・繋がり共に無く、走塁のミスもあった。
    城島の"代役"となる的場は奮闘したが、4番松中、5番ズレータがノーヒット。
    特に松中は、以前から短期決戦での勝負弱さを指摘されているだけに、
    今日以降の試合での奮起が待たれるところだ。


    WBC・日本代表監督に王貞治氏が正式就任
    日本代表監督に就任した王貞治・ホークス監督

    WBC・日本代表監督に就任した、王貞治・ホークス監督


    NPB WBC日本代表監督に王氏…「勝ちにいきたい」
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051011-00000000-maip-spo


    NPBは10日、来年3月に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の
    日本代表監督に、福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督の就任を発表した。
    また、打撃担当コーチに大島康徳氏、内野守備担当コーチに辻発彦氏、
    投手担当コーチに鹿取義隆氏と武田一浩氏がそれぞれ就任することも発表された。
    ちなみに、外野守備担当コーチは未定。

    今後の予定は、11月下旬までに代表選手を絞り込み、12月上旬に発表する予定。
    来年2月21日から1週間、福岡ヤフードームで代表合宿を張り、壮行試合も予定。
    3月3日に東京ドームで始まるアジア4ヶ国による1次リーグ「アジア・ラウンド」に挑む。


    ■関連
    WBCは「王ジャパン」で?
    http://ringhio8.blog17.fc2.com/blog-entry-46.html

    【2005/10/11 17:46】 WBC-野球日本代表 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0) |

    四国アイランドリーグ、高知ファイティングドッグスが優勝
    優勝し胴上げをする高知ナイン

    初代四国IL王者に輝き、胴上げをする高知の選手たち


    四国アイランドL 初代王者は高知
    http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2005/10/11/13.html
    石毛代表「6人ほど指名されるかも」
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000007-dal-spo
    ドラフト1号へ高まる期待 四国アイランドLの西山
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050920-00000131-kyodo-spo

    四国アイランドリーグ公式サイト
    http://www.iblj.co.jp/


    10日、今年発足したプロ野球の独立リーグ「四国アイランドリーグ」で、
    高知ファイティングドッグスが3-2で徳島インディゴソックスを下し、リーグ優勝を決めた。
    2位の徳島が残り6試合に全勝しても、勝率で高知を上回ることができないため。


    高知は開幕当初から強力打線を擁し首位を独走、7月にエース高梨が負傷離脱すると、
    9月には徳島に首位を明け渡したが、最後は投手陣が踏ん張り再び首位を奪還した。

    徳島は機動力野球で高知を追い上げたものの、最後は力尽きた。
    香川は投手陣の質・量共にリーグ随一だったが、貧打に泣いた。
    愛媛は西山、中谷とリーグを代表する投打の要を擁したものの、層が薄かった。

    全体的には極端な「投高打低」で、愛媛の西山の1.32をトップに、防御率1点台が3人、
    2点台の前半でも6人。一方、打者は愛媛の林と中谷が打率3割を超えるだけで、
    本塁打も高知の山本の6本が最多。84試合ということを考えると、少なすぎる。
    エンターテイメント性ということを考慮すると、来年以降は打者のレベルアップが必須だろう。


    ということで高知が優勝したわけだが、もちろんこれで終わりではない。
    四国アイランドリーグはあくまでマイナーなリーグであり、選手の人材育成・供給の場である。
    選手達が目指すのはもっと上のレベルであるNPBやMLBなのである。
    11月には大学・社会人ドラフトを控え、石毛代表によると5~6人ほどが指名圏内にあるとか。

    特に、愛媛の西山道隆投手は、150キロの速球に今年1年で制球力と駆け引きを磨き、
    一部では「希望枠級」との評価もある。今後もリーグを盛り上げ、経営を安定させるために、
    西山投手やその他ドラフト指名の有力選手には期待したい。


    【2005/10/11 13:32】 野球全般 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0) |

    【プレーオフ】第1ステージ覇者はマリーンズ
    超満員のファンに応えるバレンタイン監督

    超満員のファンに応えるバレンタイン監督


    盤石の投手力で2連勝 第1ステージ突破のロッテ
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/column/200510/at00006283.html
    際立った得点力不足 連覇の道断たれた西武
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051009-00000088-kyodo_sp-spo.html
    バレンタイン続投が決定 球団は長期政権構想
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051009-00000108-kyodo_sp-spo.html
    西武応援団の座席確保でトラブル
    http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20051009&a=20051009-00000074-mai-spo

    パ・リーグプレーオフ概要
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/playoff/index.html


    パ・リーグのプレーオフ第1ステージ第2戦。マリーンズがライオンズを3-1で下し、
    福岡ヤフードームで行われるホークスとの第2ステージに駒を進めた。

    マリーンズは1回裏に小坂の3塁打、堀の犠牲フライで先制すると、
    6回には2死1塁から3連打で追加点となる2点を挙げ、試合を優位に進める。
    先発の小林宏之が安定感のある投球で7回2/3を中村のソロHRのみの1点に抑え、
    最後は藤田-小林雅と繋いで、2連勝で第1ステージ突破を決めた。


    短期決戦の勝敗を決するのは投手力、特に先発投手の質と言われているが、
    ライオンズの松坂、西口という球界を代表する2人の投手に対し、
    投手戦で圧倒したことは今年のマリーンズの闘い方を象徴していると言える。

    また、渡辺俊、小林宏を最後まで崩せなかったライオンズの得点力不足に比べ、
    集中打で少ないチャンスをモノにする"マリンガン打線"がプレーオフでも力を発揮した。
    4番にリードオフマンタイプのサブローを据え、後に続くフランコ、ベニー、李といった
    外国人トリオは長距離打者だが、チャンスにおいてはヒット狙いに徹する。
    これはマリーンズの打線に"繋ぎの野球"が浸透していることの表れと言えるだろう。

    中2日を置いて福岡での第2ステージとなるが、お互いに投手力に優れるものの、
    打線は片や繋ぎの野球、片や一発攻勢の野球と、その質は異なっている。
    特にホークスは、攻守において軸となっていた城島の不在をどう補えるかが鍵だろう。


    ちなみにマリーンズのボビー・バレンタイン監督は、3年契約の3年目の来季も
    引き続き指揮を執ることが濃厚となった。球団はさらに2年のオプションの契約を行使し、
    「バレンタイン長期政権」とする構想を持っているようだ。


    プレーオフ関連では残念なニュースも。

    8日のプレーオフ第1ステージ第1戦で、西武ライオンズの応援団がレフトスタンドの一部を
    人数以上に確保したため、外野席のチケットを持った一般客が座れなくなるトラブルがあった。
    球場側は応援団に席をつめるように要請したものの、聞き入れられなかったために
    あふれた客を内野席の一部に誘導するなどの措置を取った。

    試合終了後に責任者と会談をもち、第2戦では一定以上のスペースを占拠しないことを
    約束させたが、同様のトラブルは今後も起こることが予想されるだけに、
    事前の対応マニュアルの作成と徹底が求められることになりそうだ。


    どこの球場でも、応援団による席取りやスペースの確保は少なからず行われている。
    しかし、チケットを持った一般客がそれによって座れないとなれば、
    このような応援団の行為は立派な営業妨害に当たるはずだ。

    日本の球場はホームとビジターの区分けが比較的はっきりとなされているが、
    今回のようなケースでは、ビジターの応援団やファンはビジターであることを認識し、
    無用なトラブルを避けるためにできるだけ慎ましやかにいてほしい。

    それは、アメリカでのアメリカンスポーツや、欧州でのサッカー観戦においても、
    共通のルールであり、マナーである。比較的ビジターに行きやすい日本だからこそ、
    そのあたりのルールやマナーにはもっと気をつけてほしいと思う。


    【プレーオフ】第1ステージ初戦はマリーンズが粘り勝ち
    初戦に勝利し、超満員のファンに応えるフランコ

    初戦に勝利し、超満員のファンに応えるフランコ


    ロッテ王手 31年ぶりVへ好発進 今季最多2万8979人ファンが後押し
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051009-00000000-sph-spo
    ロッテ決起集会!プレーオフへ三位一体
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051008-00000004-spn-spo
    ロッテ、阪神下し初のファーム日本一
    http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-051008-0037.html

    パ・リーグプレーオフ概要
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/playoff/index.html


    昨日、パ・リーグのプレーオフ第1ステージ第1戦が千葉マリンスタジアムで行われ、
    マリーンズがライオンズを2-1で下し、第2ステージ進出へ王手をかけた。

    ライオンズ・栗山のソロHRで1点を先制されると、松坂の前に4回まで散発2安打。
    しかし5回裏に無死満塁から堀の犠牲フライで同点に追いつくと、
    8回には3連打で1点をあげて勝ち越し、最後は藪田-小林雅の継投で反撃を凌いだ。

    前日夜には、球団とファンが一体となっての"前夜祭"が千葉マリンスタジアム前の
    特設ステージ前で行われ、約8000人のファンが集まった。
    さらに、外野応援席の徹夜組の出現、自由席確保のための列は100mを超え、
    千葉マリンスタジアム周辺は球団創設以来とも言える盛り上がりをみせている。


    また、神戸のスカイマークスタジアムではファーム日本選手権が行われ、
    ウエスタン・リーグ優勝のタイガース(本拠は鳴尾浜)を、イースタン・リーグ優勝の
    マリーンズ(本拠は浦和)が打ち合いの末に7-5で破り初優勝。

    "浦和マリーンズ"の中軸を打ち、ファーム日本選手権でも活躍した竹原、大松の両外野手、
    そして辻捕手は将来が楽しみな逸材だ。1軍の層は厚いが、来年はチャンスを掴みたい。


    最後に、千葉マリンスタジアムに市の「指定管理者制度」が適用され、
    千葉マリンスタジアムの施設管理をロッテが代行(管理)する見通しのようだ。
    従来は、球場運営を市と県と球団の出資による第3セクターで行ってきたが、
    球団に利益が入りづらく、膨大な赤字を抱える球団経営の一端となっていた。

    ロッテに球場運営を一元化することで、運営の効率化や球団に入る収益の増大が見込める。
    ロッテは千葉マリンスタジアム周辺を"ボールパーク"とする構想を持っており、
    今回の指定管理者制度導入は構想の実現化に向けての第一歩と言えそうだ。


    【東欧遠征】ラトビア戦は2-2のドロー
    日本、2点のリード守り切れず痛恨のドロー
    http://live.sports.yahoo.co.jp/sportsnavi/jpn_20051008.html
    ミスは偶発的だったか?(by 宇都宮徹壱のリガ・キエフ日記)
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/column/200510/at00006272.html


    ラトビア戦は私自身は試合を観ていないので結果とソースだけ。
    宇都宮氏のコラムは比較的読みやすいので、試合自体のテーマや状況についてはそちらを。

    ウクライナ戦はテレビ観戦する予定なので、そちらは感想を載せたいと思います。

    【2005/10/09 13:34】 サッカー日本代表 | TRACKBACK(3) | COMMENT(0) |

    村上ファンド騒動にみる、閉鎖的な球界と在阪翼賛メディア
    球団株の上場規制、検討へ=11月のオーナー会議で協議
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051007-00000068-jij-spo.html
    村上ファンド騒動「不愉快」 by根来コミッショナー
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051009-00000016-spnavi_ot-spo.html
    虎救え!球界団結!根来コミッショナーが球団株上場反対
    http://www.sanspo.com/baseball/top/tig200510/tig2005100901.html
    虎党の敵や村上ファンド!ファン100人の声完全一致
    http://www.sanspo.com/baseball/top/tig200510/tig2005100501.html


    村上ファンドによる阪神電鉄株買収、そしてタイガース上場の提案という、
    ここ1週間の動きに対し、プロ野球界は激しい拒否反応を示している。


    球界の"ドン"こと渡辺前巨人オーナーの投資会社への嫌悪感は相当なもののようだ。
    "ハゲタカ"と比喩し、その資本に外資が少しでも関わっているとダメらしい。
    協約上の問題点は当然の指摘(他のオーナーの中にはこれすら出来ない人もいる)だが、
    第3条を(野球が社会の文化的公共財となるよう努める義務)引用したのには嗤ってしまう。

    "文化的公共財"であるジャイアンツやその周辺から出る莫大な利益を
    親会社の不採算部門に回し節税対策に利用し、球界における利権を振りかざして
    リーグ全体の運営や制度をミス・リードしてきたのはどこの誰であろうか。


    根来コミッショナー、というかNPBのコミッショナーは実質的に名誉職で、
    オーナー会議によって選出され用意される官僚の天下りポストである。

    協約上、そうなっている部分があってコミッショナーに実権がないのは同情もするが、
    それを差し置いても、根来氏は昨年の再編問題からここまで、「無能」との誹りは免れない。
    一時は嫌気が差して辞任する意向だったが、オーナー会議で慰留され留まった。
    何もしない、何もできない人間に四国ILの選手の10倍の月給が払われているかと思うと…。


    もっと強力な権限をコミッショナーとNPBに持たせてリーグ全体を運営し、
    協約から何から何まで改革して"プロ野球市場"を再建・拡大していくべきであるのだが、
    「元老院」であるオーナー会議は体制維持に執着してそんな気は無いらしい。

    今回の上場問題に対する反射的とも言える拒絶反応がいい例だ。
    また、それをステレオ的に伝えて煽る(特に在阪の)メディアも無責任な話で、
    結局はお得意様である阪神と球界の意に沿って報道しているだけである。
    彼らもまた、元老院に忠実な報道官ということだ。


    球団を上場をすることによるメリット・デメリットは双方にある。これは事実だ。
    そして、現状の球界を取り巻く環境を言えば、確かにデメリットの方が大きい。これも事実だ。
    しかし将来的な可能性までを、「協約改正」などと言って潰す必要は無いだろう。
    ひとまずNPBにおいて、上場することによる様々なメリット・デメリットはもちろん波及効果まで、
    検討すべきである。その上で、「上場は望ましくない」となればそれはそれで納得できる。

    その場合は、球団経営の形における「対案」を示していく必要がある。
    球団経営は各球団それぞれの責任だが、経営の土台になるシステムや収益構造、
    様々な野球協約上のルール作りをするのはNPBの責任である。
    現状で球界全体では20億円ほどの赤字。巨人、阪神の莫大な利益があって、である。

    システムや収益構造を改善し、もっと様々な企業や資産家に球界に投資・参入してもらう。
    それによって"プロ野球市場"が改善し、拡大していけるのである。


    しかし現行においてNPBと「元老院」はそれを示せていないし、そんな気は無いらしい。
    親会社が球団を保有し、広告効果と節税対策に利用するプロ野球の形を続けるようだ。

    それでどこまで行けるのだろうか?


    ■関連
    村上ファンドの目的と、タイガース上場の可能性
    http://ringhio8.blog17.fc2.com/blog-entry-57.html

    【2005/10/09 13:06】 NPB-プロ野球 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0) |

    村上ファンドの目的と、タイガース上場の可能性
    村上ファンド:阪神電鉄・筆頭株主 球団の上場提案 ファンの出資想定、実現は難航も
    http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/archive/news/2005/10/05/20051005ddm001020005000c.html
    知りたい!:プロ野球 タイガースの上場提案、村上氏「ファンのため」
    http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/pro/archive/news/2005/10/05/20051005dde001050053000c.html
    阪神球団上場 「ファンの球団」は魅力的だ by毎日新聞社説
    http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20051006k0000m070130000c.html
    ※スポーツ紙等をソースにしないのは、無意味な煽りと阪神に依った書かれ方をしていると感じたため。


    阪神タイガース優勝後から、阪神電鉄の株を買い増しした村上ファンド。
    ついには筆頭株主になり、電鉄の人事や経営への介入、そして、阪神電鉄の100%子会社である
    阪神タイガースの経営への介入(株式上場の提案)を明らかにした。


    まずこの件を簡単に説明すると、阪神電鉄は上場している株式会社である。
    この株式を、投資会社である「村上ファンド」が購入し続け、筆頭株主になった。
    そして議決権を行使できる割合を超え、さらには過半数に到達しようとしている。
    当然、筆頭株主は株主総会などを通じて経営や人事に介入できる。

    しかし、村上ファンドの目的は総延長40km程度の電鉄会社への投資、その経営ではない。

    100%子会社である阪神タイガースは、多くのファンを抱える球界屈指の人気球団。
    経営も黒字で、現在はチームとしても強く、事実今シーズンはリーグ優勝を成し遂げた。
    また、阪神電鉄が所有している不動産(土地・建物)の中には、帳簿上の価格が非常に安く、
    現在の評価額を考慮すれば、その含み益は大きな利益が出るものが多くあるという。
    村上ファンドはこれらに目を付け、当然投資会社であるから、利益を得ようとしているのである。

    さらに、村上ファンド側は「阪神タイガースの株式上場」という提案をしたようだ。
    株式上場の目的は主に2つあり、資金調達と信用性の向上、つまりはステータスアップである。
    どちらも、現在の阪神タイガースには十二分に足りているとみられているが、
    村上氏の説明によれば「株式をファンや地元経済界に購入してもらい、市民球団化させる」という。

    この部分については、昨年バファローズの買収を表明し、その後の新規参入審査で"落選"した
    ライブドアの堀江氏も、新球団の経営にあたっては似たような提案をしていた。
    しかし、日本ではプロスポーツクラブの株式上場は例がなく、NPBの野球協約上も想定されていない。


    プロスポーツクラブの株式上場は欧州では珍しくなく、特にサッカークラブにおいては
    イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドや、ニューキャッスル、リーズなど。
    イタリアではラツィオ、ローマ、そしてユベントス、ドイツではボルシア・ドルトムントなどが株式を上場している。
    (スペインではサッカークラブは非営利会社の形態が義務付けられているので、上場は不可)

    主目的は資金調達で、特に欧州サッカー界では1995年に出された「ボスマン判決」以降、
    有力選手の移籍が活発化し、それによる年俸や移籍金の高騰が相次いだ。
    それがために株式上場を余儀なくされたという側面もある。

    また、株式上場によって世界的なビッグクラブへと成長したマンチェスター・ユナイテッドは、
    今年5月にはアメリカの実業家、マルコム・グレイザー氏に買収されている。
    このグレイザー氏の経営手法を巡って、サポーターからの強烈な反対運動は現在も続いている。

    日本でも、仮にプロスポーツクラブが上場された時に危惧されるのはこの点だろう。
    ワンマンオーナーが買収し、経営はもちろんチーム編成・人事にまで介入しクラブを掻き回す。
    または暴力団関連や好ましくないの会社による買収や介入の懸念。
    また、チームの成績に影響されるため、好転してる時はいいが、セリエAのラツィオやローマのように、
    非効率な投資や経営をした挙げ句に破産寸前にまで陥るという懸念もある。


    これらのことから、タイガースファンが反対する気持ちもわからないでもない。
    しかし単純に「買収」に嫌悪感を持っているだけで、事実関係やその可能性も知らずに
    ただ反対するのは近視眼的だ。詳しい説明もせず、それを煽る一部のメディアに責任があるのだが。

    「現状でうまくいってる阪神タイガースを、これ以上儲けようとする意味はない」という意見があるようだ。
    確かに、タイガースは球界では数少ない黒字球団で、それも多くの熱狂的なファンのおかげだ。

    しかし球界全体を見れば、プロ野球経営は赤字だ。ジャイアンツ戦の放映権に頼った収益構造と、
    "赤字でも構わない(赤字は親会社が広告宣伝費名目で補填できるため)"という意識が要因だ。
    一部の球団が利益を独占し、それを多数の球団(パ・リーグ)が赤字で支えているという構図。
    その構図に限界が来ているのは、昨年の再編問題が示している。

    そういう意味では、球団経営の新しい形としての「株式上場」は検討する価値はある。

    タイガースは数少ない黒字球団であり、株式を上場した際のプラス効果も莫大だ。
    "プロ野球での利益"を親会社やグループ会社の不採算部門に吸い取られることなく、
    球団や球場、ひいてはファンに、つまりプロ野球界にその利益はそのまま還元されることになる。
    弱小・不人気球団であっても、株式を上場していればそれを廉価で買収し、
    経営を立て直して球団の資産価値を高め、高く売るというビジネスモデルも可能になるのだ。


    現実的には、現行のプロ野球協約上、球団は株式会社の形態を採ることを想定されていない。
    球団を保有する会社の変更には承認を必要とするし、株式の移動も、報告する義務がある。
    その部分に関してはこれから詰めて行くとみられるが、一部のオーナーからは反対意見が出ている。
    「NPBの最高決定機関」であるオーナー会議で承認されるのは難しいだろう。
    また、コミッショナーやNPBにはそれを勘案する能力も権限も無い。

    そのため、村上ファンド側もそれを見越して早い段階で阪神電鉄の株式を売却して差益を確保し、
    この騒動に終止符を打つ可能性も指摘されている。あくまで村上ファンドは投資会社であって、
    痛みを伴ってまで球界を改革しようとするお人好しな会社ではない。


    しかし優勝に浮かれ、村上ファンドの電鉄株買収を頭ごなしに非難するタイガースファンはもちろん、
    経営に無関心な「野球ファン」の皆様には、NPBのあり方も球団経営も今のままでは、
    球団の合併・消滅によるリーグの再編騒動を再び引き起こし、球界は縮小均衡に向かい、
    プロ野球人気はさらに低下するということだけは認識してもらいたいと思う。

    【2005/10/07 01:17】 NPB-プロ野球 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

    2005年「高校生ドラフト」(3) -各論・パ・リーグ編-
    高校生ドラフト指名内訳 全38人
    http://live.sports.yahoo.co.jp/sportsnavi/draft.html


    前回に引き続き、各球団の戦略と指名選手についての検証。
    今回はパ・リーグです。


    東北楽天ゴールデンイーグルス
    補強ポイント…全てのポジション
    獲得傾向…なし
    (指名選手)
    http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/eagles.html

    1巡目で即戦力左腕・片山をカープとの競合の末に指名権を得た。
    190cm超の長身からの投球はメジャーからも注目されたほど。
    戦力の乏しいイーグルスにとっては、岩隈と並んで左右のエースとなれる逸材だ。
    3巡目で盛岡商業の宇部、4巡目で智弁学園の枡田を指名。共に将来性を期待される野手だ。
    即戦力がノドから手が出るほど欲しいだけに、大学・社会人ドラフトに重点を置くだろう。


    北海道日本ハムファイターズ
    補強ポイント…投手、内野手
    獲得傾向…バランス型か?
    (指名選手)
    http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/fighters.html

    1巡目で高校№1野手とも目される陽を、ホークスとの競合の末に指名権を獲得。
    走攻守3拍子揃った大型遊撃手で、田中幸雄の引退が近いファイターズにとっては格好の逸材だ。
    しかし陽の希望は明らかにホークスだっただけに、今後の入団交渉には難航しそうだ。
    また、3巡目指名の木下も、地元・愛知のドラゴンズ志望と言われ、動向が注目される。
    4巡目の今成は捕手。父はファイターズのスカウトだが、縁故入団と言われないようこれからが勝負。


    オリックスバファローズ
    補強ポイント…先発投手、将来の柱になれる野手
    獲得傾向…即戦力重視
    (指名選手)
    http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/buffaloes.html

    1巡目で大阪桐蔭・辻内を指名も抽選で外れ、履正社の"ナニワのゴジラ"岡田を指名。
    結果的には外れても良しで、生え抜きの長距離砲として岡田には大きな期待がかかる。
    3巡目で愛工大名電の柴田を指名。守備と走塁、バントは高いレベルにあり、こちらも期待がかかる。
    即戦力重視なのは今年も変わらず、高校生ドラフトでは指名は2人のみ。
    また、合併後の特例で多数の選手を抱えているため、多くを入団させられない事情もある。


    西武ライオンズ
    補強ポイント…投手、捕手
    獲得傾向…高校生重視
    (指名選手)
    http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/lions.html

    1巡目では辻内・片山を回避し、高校№1捕手と噂され"城島2世"と呼ばれる炭谷を単独指名。
    伊東監督の引退後、捕手がなかなか固定できないだけに、将来性も含めて大きな期待がかかる。
    3巡目の田沢、4巡目の田中共に将来性豊かな投手。後者はマリーンズ田中良平の弟だ。
    親会社、球団含めて再建中にあり、チーム編成自体が難しい時期でもある。
    希望枠は投手の松永を狙っているようだが、その他でも投手は数人確保したい。


    千葉ロッテマリーンズ
    補強ポイント…絶対数の足りない左投げの投手、内野手
    獲得傾向…近年は即戦力重視か
    (指名選手)
    http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/marines.html

    1巡目では平田・辻内を回避し、確実に獲れる左腕として青森山田の柳田を単独指名。
    バレンタイン監督曰く「投手として、打者として獲った」と言うように打撃も高校トップレベル。
    愛嬌のある体格のこの柳田を、どのように育てていくのかは非常に興味深い。
    2巡目の林、3巡目の末永は投手。前者は隠れた逸材、後者は将来性に期待か。
    4巡目の細谷は内野手だが、どうやら外野手としての指名か。長打力に魅力がある。
    希望枠を行使せず、大学・社会人ドラフトも3巡目からの指名のため、後はピンポイント補強となる。


    福岡ソフトバンクホークス
    補強ポイント…城島の抜ける懸念のある捕手、投手
    獲得傾向…地元の有力選手中心
    (指名選手)
    http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/hawks.html

    1巡目で相思相愛だった陽を逃した。兄の入団もほぼ決まっていただけに、両者にとって痛い。
    何とか捕手の荒川を指名したが、陽を逃したショックはそれ以上に大きいのではないか。
    3巡目の大西が全体で26番目の指名。結果的に、今回のドラフトは失敗だった。
    その大西と、4巡目大田原、5巡目川口の3人はいずれも将来性を見込まれた投手。
    希望枠では亜細亜大の内野手・松田を狙っているようだ。
    しかしそもそも戦力が抜けていて、帳簿も無関係。ドラフトとは一番遠い所にいる球団か。


    パ・リーグではイーグルス、ファイターズと"冒険"に出て成功した球団。
    マリーンズやライオンズのようにリスクを回避し確実に出た球団。
    そして12球団の中でも最悪の形に終わったホークスと、明暗を分けた形になった。

    今後はファイターズが指名権を獲得した陽(と木下)の動向に注目が集まるが、
    以前にも書いたように、そして陽自身が言うように、プロ選手としての憧れを優先させてほしい。

    そして何より、ドラフトの指名順がそのまま将来の結果に表れるわけではない。

    説明不要のスター、イチロー(マリナーズ)、近鉄バファローズで活躍した中村紀洋(ドジャース)、
    そして今シーズンのタイガース優勝の原動力となった金本(タイガース)
    この日本を代表する強打者たちは、いずれも1991年のドラフトの4巡目指名だった。
    だから、単純にドラフトの「勝ち負け」は分からない。それがまた、ドラフトの面白い所でもある。

    【2005/10/05 23:17】 NPB-プロ野球 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

    2005年「高校生ドラフト」(2) -各論・セ・リーグ編-
    高校生ドラフト指名内訳 全38人
    http://live.sports.yahoo.co.jp/sportsnavi/draft.html


    ここでは、各球団の高校生ドラフトの戦略、指名選手について検証してみたい。
    初めに断っておくと、それほどアマチュア球界に詳しいわけではないので、
    選手の評価に関しては大まかなものと解釈していただきたいと思います。

    長くなりそうなので、セ・パに分けて、今回はセ・リーグで。


    広島東洋カープ
    補強ポイント…全てのポジションだが、特に投手
    獲得傾向…高卒選手
    (指名選手)http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/carp.html

    1巡目で即戦力左腕となれる報徳学園の片山を指名したものの、イーグルスと重複。
    抽選で外れたため、走攻守揃った遊撃手である遊学館の鈴木を確保した。
    俊足で強肩強打の内野手というと、東出の印象に近いか。
    使いながら育てていく球団のため、出番は確実に早い時期からある。
    2巡目今井、3巡目斎藤、4巡目相沢といずれも将来性を見込んだ"素質型"の投手。


    読売ジャイアンツ
    補強ポイント…将来の柱になれる投手、野手
    獲得傾向…即戦力選手
    (指名選手)http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/giants.html

    1巡目で注目の左腕・辻内を指名し、バファローズとの重複抽選の末に交渉権を獲得。
    上原の後を継ぎ"柱"となれる逸材ではあるが、近年は投手育成に失敗してるだけに懸念も。
    3巡目の加登脇は打者としての能力も高い。4巡目で済美のエース・福井を指名。
    前者は体格も良く素質型、後者は制球力と変化球を磨けば面白い素材だ。
    ちなみに大学・社会人ドラフトも上位指名は投手のようだが、そろそろ野手を獲得しないと…。


    ヤクルトスワローズ
    補強ポイント…古田の後釜としての捕手、その他野手
    獲得傾向…比較的バランスが良い
    (指名選手)http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/swallows.html

    当初は辻内指名も念頭にあったようだが、1巡目で東海大甲府の左腕・村中を単独指名。
    MLBへ移籍した石井一、そして藤井、石井弘と左腕に優れた投手が多いスワローズだが、
    長身を活かした速球とスクリューを武器に村中がその系譜を継げるかどうか。
    3巡目の川端は1巡目指名も噂された遊撃手。4巡目の水野は"サバイバル"となる捕手。
    全体的には、12球団で一番的確な指名を出来た球団とみられている。


    横浜ベイスターズ
    補強ポイント…絶対的に駒の足りない先発投手
    獲得傾向…即戦力選手
    (指名選手)http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/baystars.html

    1巡目は柳ヶ浦の山口を単独指名に成功。150㌔を超える速球が武器の本格派右腕。
    三浦、門倉と右腕の先発投手が"それなり"の齢なので、山口には大きな期待がかかる。
    3巡目は地元神奈川・日大藤沢の黒羽根を指名。強肩の捕手で、こちらも将来性は充分。
    ベイスターズの高校生ドラフトはこの2人だけで、大学・社会人ドラフトに重点を置くとみられている。


    中日ドラゴンズ
    補強ポイント…将来の柱になれる野手
    獲得傾向…即戦力選手
    (指名選手)http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/dragons.html

    1巡目では大阪桐蔭の強打者・平田を単独指名することに成功。
    東北戦での1試合3HRばかりがクローズアップされるが、俊足で強肩と、3拍子揃った外野手だ。
    右方向へ強い打球が飛ばせるため、HRバッターというよりは走れる・守れる中距離打者だろう。
    3巡目ではやはり強肩・強打の外野手である春田を指名。4巡目高江洲、5巡目金本は投手。
    希望枠を含めた大学・社会人ドラフトでは投手を優先しそうで、バランス良く獲得できている。


    阪神タイガース
    補強ポイント…将来の柱になれる投手、野手
    獲得傾向…高卒選手
    (指名選手)http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2005/tigers.html

    1巡目では辻内、片山を匂わせておいて地元・近大附の右腕・鶴を指名。
    現状で左投手は揃っていて、抽選のリスクを回避し将来性のある右投手を優先したようだ。
    鶴は甲子園出場経験は無いが、辻内・平田らと並んで「大阪四天王」と称された逸材だ。
    3巡目では野茂ばりの変則右腕・若竹を、4巡目では走・守に優れた内野手の前田を指名。
    希望枠では辻内の先輩左腕にあたる、関西大の岩田の獲得が濃厚のようだ。


    セ・リーグでは、辻内を指名したジャイアンツ、平田を指名したドラゴンズと、
    重複抽選での成功と、単独指名に切り替えた他球団の"棲み分け"が出来たように思う。
    辻内と平田の対戦は、川上・高橋由のように魅力あるライバル物語になる可能性もある。

    一方で、即戦力を確保する必要のあるカープが高卒選手を中心にするのは、些か納得できない。
    "育てる"というと聞こえは良いが、投資と戦力という意味での効率性は良くないように思う。
    それがカープらしさと言えばそれまでだが、結果が出てない以上、再考の余地はあるのでは。

    (3)へ続く


    【2005/10/04 00:42】 NPB-プロ野球 | TRACKBACK(1) | COMMENT(2) |

    2005年「高校生ドラフト」(1) -総論・明暗分かれた複雑な方式-
    巨人辻内、中日平田をナインが胴上げ

    1巡目指名が同じ高校から2人出たのは、1987年のPL学園以来。


    注目の辻内は巨人へ! 38名が指名=高校ドラフト
    http://live.sports.yahoo.co.jp/sportsnavi/draft.html
    難解な新ドラフト 完全ウエーバー目指すべき
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20051003-00000060-kyodo_sp-spo.html


    本日、プロ野球高校生選択会議、いわゆる「高校生ドラフト」が行われた。

    夏の甲子園で活躍した大阪桐蔭の2人の選手の行く末が注目されたが、
    左腕・辻内はジャイアンツとバファローズが重複指名し、抽選の末ジャイアンツへ、
    強打者・平田はドラゴンズが単独指名し、それぞれ優先交渉権を獲得した。
    両者共に入団にあたって支障は無く、すんなり入団が決まりそうだ。

    また、カープとイーグルスが重複抽選した報徳学園の片山はイーグルスが、
    ファイターズとホークスが重複抽選した福岡第一の陽はファイターズが、
    それぞれ交渉権を獲得。前者はともかく、後者は希望通りとならず進路は未定のようだ。


    今回から新しく、高校生と大学・社会人に分離されたドラフト会議。
    大学・社会人ドラフトの希望枠を行使しない球団には、高校生ドラフトでの2巡目の
    指名権が与えられるのだが、1巡目は重複の場合抽選、以下ウェーバーと複雑な方式となった。
    そのため、1巡目で重複し、仮に抽選で外れた場合のリスクを抑えたい球団が、
    辻内、片山、平田、陽らの有力選手を回避し、単独指名するケースが相次いだ。

    また、これはドラフトの方式とは別だが、辻内、陽の両選手の抽選の際に、
    バファローズの中村GM、ホークスの王監督共にクジの「NPB」の捺印を当たりと勘違いし、
    未確認のまま発表されるハプニングがあったようだ。
    その後訂正されたが、自らの行く末を数分のうちに決定・訂正される両選手の胸中は
    如何なものだっただろうか。単純なミスであり、再発防止に努めてほしいと思う。


    個人的には以前も書いたように、それぞれの1巡目(希望枠)を回避するメリットが、
    "2巡目の指名権を得る"というのは納得いかないし、おかしいのではと思う。
    希望枠で大学・社会人の即戦力を、高校ドラフトの1巡目で将来のスターを、両方獲れることになる。
    これでは、ドラフトの本来の目的である戦力均衡は果たせないし、方式も複雑すぎる。

    下位球団は1巡目で抽選に外れても、"外れ指名"はウェーバー順なので上位に来る。
    その上、大学・社会人ドラフトで希望枠を行使することも可能なため、抽選の「冒険」に出られる。
    これをうまく利用したのが、イーグルスやファイターズ、そしてジャイアンツだったように思う。
    特に、ジャイアンツは希望枠はもちろんのこと、抽選でも辻内を引き当てた。大成功と言えるだろう。

    逆に、ウェーバー順が下位のマリーンズはリスクを最小限に回避し、1巡目を確実に確保。
    さらに希望枠を行使せずに、2巡目を確保し、大ダメージを避ける消極的な作戦だった。
    そして大きな痛手を受けたのがウェーバー順最下位のホークス。陽の抽選に賭けたものの、外れ。
    何とか外れ1巡で荒川を獲ったが、2人目の3巡目指名ができたのは実に26番目となってしまった。


    このように、各球団の"作戦"とウェーバー順が大きく左右し、最後には"運"が絡んでくる。
    非常に複雑で、見る方もやる方もわかりにくいドラフト方式だったように思う。

    完全ウェーバー制を望む声もあるが、ウェーバー順を良くするための敗退行為や、
    有力選手が下位球団に行かないようにする裏工作(MLBでは実際にある)の懸念がある。
    分離ドラフトを続けるのならば、大学・社会人ドラフトの希望枠を無くした上で、
    高校生ドラフト、大学・社会人ドラフトのそれぞれの1巡目を連動させるのがベターではないか。

    (2)へ続く


    ■関連
    ドラフト制度について(2) -2005年新ドラフト制度について-
    http://ringhio8.blog17.fc2.com/blog-entry-38.html

    【2005/10/03 22:17】 NPB-プロ野球 | TRACKBACK(2) | COMMENT(0) |



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